来シーズンに向けてショートクランクを試す(後編)

機材

おとといは工具が適合せず抜けなかったクランク、、
だが今は違う!(K先生)
コッタレスクランク抜き(アダプター付き)が入着済みだ!

おおお、押せる、私にも押せるぞ!
まあそりゃそうだということで、グイグイ押してスポンとクランクが抜けました。

こんな風にスペーサーがマッチするわけです。ちゃんと中空シャフトの受けにぴったりと嵌ります。で、ついでにBB単品になったので回転チェックしてみても、なんと20年以上ほったらかしなのに普通にゴリ感もなくスムーズに回るわけです。シマノ優秀!

で、チェーンリングも移植して。。パークツール大好き!

移植オペ完了!見事に165mmに生まれ変わりました。
あ、ちなみに170mmクランクから下死点が5mm上がることになるので、サドルの高さも5mm上げます。というか下死点からサドル座面の距離を合わせればいいのでそのほうが正確かな。

ZWIFTのワークアウト:Tempo into VO2MAXで比較。一昨日の170mmデータ⇒165mmデータで比較。パワー構成は同一。2日違いなのでスマートトレーナーの誤差もないものとして、、、
こんな結果が、、

もちろん同じパワーを目指して乗ってるしVO2MAXの部分以外はERG(自動負荷調整)もONにしたのでパワーは変化なし。なので基本同じパワーだと心拍はあまり差がない。ただしケイデンスが10以上高い。そのせいかメニュー完了後の余裕が大きい感じがする。踏みすぎないというか、やんちゃしてダメージ受けるのが減るというか。

整理するとスマートトレーナー上での感触は次の通り。
①当たり前だが足の回転が窮屈。無理がきかないというか、一発ダッシュでのアタックはしにくい。
②クランクを毎分100回転以上回していても足がなかなかタレてこない感じがする。
③踏み下ろす位置がかなり手前になり、かかとを引き上げる位置も中心に寄る。
④上死点は5mmからさらに倍の10mm低くなるため、股関節の可動域使用量が減る。

要は小さく回しているので膝・股関節の可動域が小さくなってエネルギー効率が上がるのかな。でごく短時間にギア上げて強く踏むパワーは下がるのでアタック力は落ちるし反応力も落ちそう。そことのバランスが観点な気がする。

長距離乗ってみないと何ともだけど、クランクをショート化すると同じパワー構成でも平均ケイデンスが上がり、また無理がきかないので、限界を超えて自転車を加速させてしまう(=急激に消耗)のを防ぐことになる。一発の逃げパワーは落ちるけどとにかく足がタレないのがポイントかな。適用するレシオは変わってしまうけど、四川ヒルみたいにローを使わないようなところではまず行けるかな~ もう少し中期的に見て行ったほうが良いかも。しばらくこれでふつーにメニューをやっていきましょうか。

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